ASPEED SOCFLASH
サーバのBMCの不具合で、更新版BMCイメージをSOCFLASHで直接書き込むことになった。手順などをメモに残しておく。
普段使いのyafuflashと違い、リモートインストールなどという便利なことはできない。USBメモリをDOSなどでブート可能にしておいて、そこにSOCFLASHとBMCイメージを保存しておき、実行する。
まずはRufusというツールを使って、FreeDOSでブート可能なUSBメモリを作成する。
SOCFLASHはサーバのODMメーカーから提供されるものを利用する。
ASPEEDのダウンロードサイトからは登録デベロッパーでないとダウンロードできないのだが、登録用のリンクが見当たらないので、担当営業がつくような企業相手オンリーだろう。
あとはググるとファイル共有にアップしてあるのを発見できたりする。私はこちらを発見。ODMメーカー提供のものよりもバージョンが新しい。
socflashの使い方はreadmeファイルに詳しく書いてあるが、自分は下記で実行。設定はまったく保存されずに工場出荷状態に戻るので、マシンから離れる前にBMCのIPアドレスとかは再設定する必要がある。
socflash.exe if=rom.ima_enc option=crf +++ option=f|c|2|r|d|x|l|i|m|w ++++ f: skip the comparision of flash data and force to update ++++ c: use chip erase instead of sector erase ++++ r: reset scratch
なお、今回はUSBのパーティションイメージをMBRにしていたのに、サーバのブート設定がUEFIのままにしていたら書き込みに失敗した。ファンは全開になって爆音だし、ブーとしてもなかなかPOSTが終わらないし若干あせった。